MAMA LIFE 理学療法士兼ピラティスインストラクター

2児の母♡理学療法士兼ピラティスインストラクターとして働いています                      産後の身体のことや身体に関わるお仕事、資格について紹介しています

カテゴリ:産後 > 生理

【産後】


産後の生理不順には「生理がこない」「産後再開した生理が止まった」「生理が不定期」などなど
様々なケースがあります。

それぞれ、大丈夫なんだろうか、どこかおかしいのではないかと不安になることがあるかもしれません。

産後に起こりやすい生理不順や、産婦人科を受診する目安についてお話ししていきます。





【産後の生理不順】原因は?

産後の身体の回復と、生理の再開についてはこちらを参照ください↓  ↓  ↓


生理が再開するには、妊娠中胎盤から分泌されるエストロゲンやプロゲステロンによって抑えられていた「卵胞刺激ホルモン」や「黄体形成ホルモン」の分泌が復活することが不可欠です。

卵胞を育て、排卵させるこれらのホルモンは、産褥期(産後8週間ぐらいまでのこと)の後半になると徐々に正常化していく

と言われていますが、卵巣機能が完全に回復するまでには時間がかかることがあります。

また、授乳中はプロラクチンという排卵を抑制するホルモンが分泌されます。

そのため、卵巣機能の働きは抑制され、無月経の期間が長くなると考えられています。

このような無月経の状態を「産褥性無月経」といい、
産褥期から授乳期にかけてごく自然に起こるもので、問題はないとされています。

産後は、ホルモンのバランスが一定ではないため、生理再開後しばらくの間は生理周期が一定でないことも多くあります。
妊娠前と生理周期が違っていても、しばらくの間は様子を見ても良いでしょう。

また、産後は、

✔︎睡眠不足
✔︎育児の疲れ
✔︎ストレス
✔︎生活スタイルの変化

など様々な環境・身体・精神面での変化が起こります。

これらも生理不順の要因となります。


【産後の生理不順】生理がこない・・・妊娠の可能性は?

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前回の記事(産後の生理再開について)でも述べましたが、
産後初めての生理より前に排卵していたり、生理がこなくても排卵している可能性があります。

産後に生理が再開する時、排卵機能の働きはまだ完全に回復していないことが多く、産後初めての生理は無排卵性のことが多いと言われています。

しかし、排卵の周期は個人差があり、排卵が始まっている場合もあります。

避妊をせずセックスをした場合には、初めての生理の前に妊娠する可能性もあります。

妊娠すれば、再び生理が止まることになるため、無月経が続くことになります。

こうした場合は稀ですが、産後すぐに妊娠を望まない場合は、避妊をしっかり行う必要があります。

【産後の生理】出血量の変化

産後の生理について、

妊娠前より出血量が減った。軽くなった。

というママさんもいれば、

妊娠前より出血量が増えて、生理痛もひどくなった。

というママさんもいます。

これについては、個人差があり、妊娠前と変わらないという方もいます。

私の場合は、1人目出産後は特に変わりがありませんでしたが、2人目出産後は生理痛がひどくなりました。
もともと生理痛も出血もひどい方で、産婦人科を受診したこともあります。
(何も問題ありませんんでした)

なのに2人目出産後はさらにひどくなってしまいました・・・。

生理痛の痛みが激しい、立っていられないほど痛いまたは、出血量が多すぎるという場合は、産婦人科を受診するようにしましょう。


【産後の生理不順】産婦人科を受診すべき?受診の目安とは?

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生理がこない、生理周期が一定しない、生理が重いなど様々な変化がある中、どのタイミングで産婦人科を受診すべきかとても悩むところだと思います。

産婦人科を受診する目安をまとめてみました。



✔︎断乳してから6ヶ月以上経過しているが生理が再開しない

✔︎産後1年を過ぎても生理の再開がない、または生理周期が安定しない

✔︎産後に生理が再開した後、生理が止まってしまった

✔︎経血の量が極端に多い、長く続く

✔︎血の塊(レバー様)の様な経血が多い

✔︎経血の量が極端に少ない、ナプキンがほとんど汚れない

✔︎生理痛がひどく立っていられない、日常生活に支障をきたす




このような症状がある場合には、医療機関を受診するようにしましょう。
血液中のホルモン量を調べ、原因を特定しそれぞれにあった治療をしていきます。

次の妊娠を希望する場合には、その旨を医師に伝えるようにしましょう。



妊娠・出産は女性の心身に大きな負荷をかけ、回復には時間を要します。
生理の再開には個人差が大きいため、こんなに早く再開した、私はまだこない、など様々なことで不安を感じると思います。

不安な時は、医療機関を受診するようにしましょう。

【産後】 生理はいつから始まる!?
妊娠して、ずっと生理が来なくて楽だな〜と思っている人も多いのではないでしょうか??

産後のママの身体の変化の一つが「生理の再開」です。
妊娠を機に約40週の間ストップしていた生理は、産後しばらくしてまたスタートします。

産後、まだまだ生理はこないと思っていたらこんなに早く来た!!

いつまで経っても生理がこない・・・


中には、生理再開前に2人目を妊娠した!!


という人など・・・色々な話を聞きます。

今回は、生理はいつ再開するのか、授乳中は生理がこないって聞くけど本当なのか?などの疑問にお応えしていきたいと思います^^





妊娠と生理の仕組み

まずは、妊娠と生理のメカニズムから確認していきましょう^^

卵胞刺激ホルモンは、卵胞の1つを少しずつ成長させ、エストロゲンというホルモンを分泌します。
それに伴って子宮内膜も厚くなっていきます。
卵胞が十分に成長すると、排卵のサインである黄体ホルモンが分泌され排卵が起こります。
排卵した卵胞は黄体に変化し、プロゲステロンが分泌されます。

妊娠し、胎盤が完成すると胎盤からエストロゲンとプロゲステロンが作られ、これらは卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンを抑制するため、妊娠中は排卵が抑制されます。


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妊娠中は胎盤でエストロゲンとプロゲステロンが作られていましたが、分娩後は作られなくなるため、急激に低下します。

これらのホルモンバランスの急激な変化によって、産後の体調やメンタルにも影響してきます。

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妊娠中に分泌が抑制されていた卵胞を育て、排卵させる卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンは、産褥期(産後8週間ぐらいまでのこと)の後半になると、徐々に正常化していきます。


【産後の生理の再開】何が影響するの?
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産褥期後半でホルモンは徐々に正常化していくということは、産後8週ぐらいで生理が再開してしまうの!?

と思われるかもしれませんが、産後の生理再開に関係してくるホルモンがもう一つあります。

それがプロラクチンというホルモンです。

このプロラクチンというホルモンは、母乳の分泌を促す働きがあります。

一方で、排卵を促す黄体ホルモンの働きを阻害します。

そのため授乳をしている間は、プロラクチンの分泌が高まっている状態となるため、
排卵が抑制される=生理が起きにくい状態
になるということになります。


産後の生理の再開はいつ?授乳している人は遅い??
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ここまで読んでもらえれば、生理の再開に授乳が関係しているかどうかが自ずと分かったと思います。

一般的には、
ミルク中心の栄養の場合は、産後2ヶ月ぐらいから生理が再開する場合が多いようです。

母乳中心の栄養の場合は、プロラクチンが分泌され排卵を抑制するため、ミルク中心の場合に比べると生理再開が遅い傾向にあります。

母乳中心の場合は、生理再開の時期がかなり個人差があるようです。

産後4〜6ヶ月で来る場合もあれば、卒乳後1〜2ヶ月後に生理が再開した、または、1年以上来なかったという場合もあり、なかなか平均値として出しにくい状態です。

授乳をしている間は生理がこないというわけではありません。

授乳をしていない場合と比べると排卵を抑制されますが、100%抑制されるわけではないため、授乳量が多いまたは、授乳回数が多くても、生理再開が早いという場合もあります。


母乳中心であっても、産後2ヶ月ほどで卵胞を育て、排卵させる卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンは徐々に正常化していくということを頭に入れておくと良いと思います。


私自身、1人目は予定日よりも早く生まれたこともあり、母乳をうまく吸えず、ミルク中心で育てました。
そのため、産後2ヶ月で生理が再開しました・・・。
ホルモンの関係を理解し、産後生理が再開しても焦らず対応できると良いですね。

【産後の生理再開】生理がこなければ避妊の必要はない?

答えはNoです!!

産後初めての生理よりも前に排卵している場合もありますし、生理がこなくても排卵している場合もあります。

妊娠を望んでいない場合は、必ず避妊をするようにしましょう。

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