こんにちは^^
理学療法士として働いている私が、リハビリやそのお仕事について書いているblogです。
少しでもリハビリの仕事や資格について知っていただけたら幸いです。

前回は、理学療法士の就職活動についてお話ししました。
一般企業に比べるとかなり、時期が遅く、やり方も複数同時に応募できないなど、いろいろなルールがありました。
今回は、理学療法士として無事就職した後のお話をしたいと思います。

 

理学療法士(PT)として就職。就職後は?

無事、国家試験も終わり、自己採点で合格点であった場合、そのまま内定を受けた病院・施設に就職することになります。では、就職後どのような流れになるのでしょうか?すぐに患者様のリハビリをするの?などなど経験を中心に説明します。
(病院・施設によっては異なる場合もあります。参考程度に読んでいただけると嬉しいです。)

4月1日、初めての出勤です。多くの場合は、新人研修が始まります。理学療法士だけでなく、他の職業の新人全てで研修が行われることが多く、病院・施設の理念だったり、社会人としての心構えとかの指導があります。施設内の案内や管理職の紹介などもあり、病院・施設の概要を理解します。
新人研修が何日かかけてあり、その研修が終わると、各職場での指導が始まります。多くは、新人一人に対して、先輩の理学療法士一人が指導者として付きます。仕事の流れや、1日の流れ、1週間の流れ、1ヶ月の流れなど様々なことを先輩について学びます。

患者様にリハビリができて、診療報酬の算定ができるのはいつ?と思われるかもしれませんが、実際担当の患者様を持ち、患者様のリハビリを行い、診療報酬を算定するのはまだまだ先です。
厚生労働省のHPには

有資格者として業務を行うためには、免許申請を行い、厚生労働省で管理する有資格者名簿に登録されることが必要です。国家試験合格後、速やかに免許申請を行ってください。免許申請を行わず、登録される前に業務に従事した場合、行政処分の対象となります。

と記載があります。
理学療法士の国家試験に合格したからといってすぐに理学療法士の業務をできるわけではありません。理学療法士免許を申請した後、指定された住所へ登録証明書ハガキが届きます。登録済み証明書に記載されている登録年月日から、理学療法士として名乗ることができ、診療報酬を算定が可能となります。

(理学療法士免許の申請方法については次の項目で詳しく説明します。)


理学療法士の国家試験合格発表は3月下旬に行われることが多く、発表を確認後すぐに免許申請をしたとしても、早くて登録まで1ヶ月程度はかかると思います。
(最近は早い傾向にあります。私の時は、3月末に合格発表→すぐに市役所で申請→5月下旬に登録証明書が届く。)
その為、申請書が届くまでは、理学療法士業務を行うことはできず、先輩の理学療法士について見学をしたり、学んだり、他の業務をしたりするようになります。

無事登録証明書が届くと、理学療法士の業務開始となります。証明書が届いたからといって、いきなりたくさんの患者様をみることはないと思います。少しずつ担当を増やし、業務に慣れていきます。その間も、先輩療法士の指導は続き、実際業務が始まってわからないことを聞いたり、相談したり、同期がいる場合は、同期で相談しあったり、家に帰ってわからないことを勉強したりと、国家試験を合格しても勉強の日々は続きます。

私の場合は、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の同期がいたため、同期でいろいろな意見を聞いたり、PT以外の職種の意見を聞いたりしました。自分一人で対応するよりは、同期や先輩に意見を聞いたりして、しっかりコミュニケーションをとっていくことが大切だと思います。

理学療法士(PT)免許の申請方法

理学療法士として働くには、国家試験に合格した後、免許申請をしなければならないとお伝えしました。これをしなければ、理学療法士と名乗って働くことはできず、診療報酬の算定もできません。
では、免許申請の方法について詳しく書いていきます。

必要書類
①理学療法士免許申請書
②健康診断書
③登録済証明書ハガキ
④住民票
以上の4つが必要になります。①、②は養成校でもらえるはずです。もしもらえなかった場合は、近くの保健所または厚生労働省のHPからPDFファイルをダウンロードして印刷することもできます。

①理学療法士免許申請書
養成校でもらうまたは保健所でもらうか、厚生労働省のHPからも入手できます。
収入印紙9000円分を貼ります。記入を間違えることもあるため、記入後に貼り付けるようにしましょう。収入印紙は郵便局で購入できます。

(⬇︎HPから入手した書類です。使用する際は、厚生労働省のHPからダウンロードしてください。)

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また、書き方についても
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このように詳しく書いてあります。
受験地コードについても、HPに記載があります。

②健康診断書
養成校でもらうか、保健所でもらうか、厚生労働省のHPからも入手できます。
近所のクリニックで書いてもらうことができます。
ただし、発行から1ヶ月以内のものという指定があります。
国家試験が終わってからすぐ行くのではなく、合格発表の少し前ぐらいに行くと良いと思います。就職してからでは、なかなか行く時間がなかったりするため、申請が遅くなってしまいます。就職前に済ませておきましょう。


(⬇︎HPから入手した書類です。使用する際は、厚生労働省のHPからダウンロードしてください。)

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③登録済証明書ハガキ
免許登録されてから、実際免許が届くまでに2〜3ヶ月はかかります。そのため、理学療法士名簿に登録されたことを知らせるためにこの「登録済証明書」が送られてきます。受験時に配布された登録済証明書の表面に受け取り先住所および氏名を記入し、切手を貼ります。裏面は氏名のみ記入します。
ただし、この登録済証明書は任意のため、必要がない人は、提出しなくても大丈夫ですが、これがないと登録がいつされたのかわからないため、提出は必須だと思います。


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④住民票の写し

住民票の写し(本籍地が記載され、かつ個人番号が記載されていないもの)または、戸籍抄(謄)本が必要です。発行日から6ヶ月以内のものという指定があります。国家試験が終わったら、近くの市役所に取りにいきましょう。
マイナンバーカードがある人は、コンビニでも入手可能です。


これら4つの書類が揃ったら、上から理学療法士免許申請書、診断書、住民票の写しの順に揃えて、右上をホチキスで止めます。
これを住所地を管轄する保健所に提出します。
記入ミスなどがあった場合は、訂正印で修正可能です。提出時には、印鑑も持って行っておくと安心です。

出来るだけ早く登録されるためにも、合格発表までには全ての書類を揃えておき、合格発表を確認後、すぐに書類を持って保健所へいき、提出しましょう。
私も、合格発表の日は新人研修中でしたが、途中抜けて理学療法士の同期と一緒にPCで合格発表を確認し、すぐに保健所へ行きました。
早く登録された方が、早く業務を開始することができ、診療報酬も算定することができます。就職先の病院・施設としても早めの申請・登録を依頼される場合が多いと思います。


今回は理学療法士の国家試験後の流れについて説明しました。
試験が終わっても気を抜かずに、必要書類を揃えたり、できることは早めにやっておきましょう。

次回は、気になる理学療法士の給料についてお話ししていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。